液体の流動性と固体(結晶)の光学的性質を併せ持つ物質の状態の一つで、2枚のガラス板の間に液晶状態の物質を封入し、電圧をかけることによって液晶分子の向きを変え、光の透過率を増減させることで像を表示しています。
この原理を応用した液晶テレビは1987年にセイコーエプソンが初めて開発しましたが、民生用の製品としてはシャープが1995年に発売した「ウインドウ」が最初と言われています。「ウィンドウ」は1995年の日経優秀製品・サービス賞で産業新聞・最優秀賞に選ばれています。
日本では多くのメーカーが発売し競争が激しく、2007年には世界シェア1位の韓国のサムスン電子も日本市場から撤退しました。2009年現在ではシャープ、ソニー、パナソニックの上位3社で9割近くのシェアを占めています。
従来のブラウン管テレビに比べて、薄型である液晶テレビは同じスペースで一回りから、二回り大きな画面サイズを持ったテレビを設置することが可能です。